お庭との向き合い方
人と草木が共存し、世代を超えてバランスよく暮らしていくためにはどうすれば良いのでしょうか?また、街の木々を守り続けるためには、どのようなアプローチが必要なのでしょうか。これらを考える機会が増えています。
先日、お庭のお手入れ中にお客さんと2つのタイプのお庭を眺めながらお話をしました。それぞれのお庭には、持ち主の気持ちが色濃く表れています。
Aさんのお庭
Aさんのお庭は、毎年2〜3回の植木屋さんの手入れによって、盆栽のように美しく整えられています。見ていて気持ちが良く、庭を趣味として楽しんでいる様子がうかがえます。Aさんにとって、お庭は愛情を注ぐ対象であり、整えられた景観はその成果と言えるでしょう。
Bさんのお庭
一方、Bさんのお庭は手入れが行き届かず、伸びた枝が電線に接触するほどです。周囲からの要請で仕方なく大きく切断していますが、木のバランスが崩れ、美しさも失われてしまっています。Bさんにとってお庭は、手間のかかる存在として捉えられているかもしれません。
同じ松の木でも、手入れの仕方や庭との向き合い方でこれほど違いが生じます。
コストと価値のバランス
Aさんの
こんにちは。
暮庭 代表の瀧澤です。
このたび、玄関先のちょっとしたスペースにオブジェとランプに少しばかり植物を添えてみました。
マリンランプ・枕木・自然石・植物で彩りを添えてみました。
お隣さんも近寄って声を掛けてくれます。
こうしてご近所さんとの会話が生まれること。
これは庭という文化が敷地の持ちぬしの中だけで収まるものではいということ。
街の景色となること。
そんなことを改めて感じた時間でした。
皆さんも、自分の家や庭が自分たちだけの幸せではなく、近所の人たちにプレゼントしてあげる気持ちで向き合ってみると気持ちが楽になるのではないでしょうか。
方法が分からないという方は、暮庭までご相談ください(^^♪