枕木の縁取りの中に真砂土が敷き詰めてあります。圧さは15cmくらいです。
まずは横ばりのウッドフェンスを立て、4mほどのコナラの木を中心にイロハモミジ、ハクサンボクなどを植込ます。木立を景色の中に取り入れていきます。
木々が入ると途端に周りの景色とつながりが出来たように感じます。
お日さんが燦々(さんさん)と降り注ぐ中、木陰ができ、空気の温度差が生まれ、心地良い風が生まれます。
我々の体と心も心地良くなってきました。
改めて、木々のチカラは偉大なものだと感じます。
そんな木々のチカラの恩恵を受けながら元気に作業を進めて行きます。
さて、水辺をつくるため、睡蓮鉢を置き、睡蓮を植込み、メダカを放します。
水辺があることによって水を求めて鳥が訪れます。
その鳥は木に付いた虫を食べます。そのことが害虫の大量発生を防ぐ事にも繋がります。
人も植物も動物も虫も微生物もそれ単体では生きてはいけません。
互いにそれぞれの恩恵を受けながら生きています。
その人と自然界の暮らしのお手伝いをする事が私たちの仕事です。
さてさて、作業を続けます。
植物たちの地表を覆うものとして市販されている腐葉土と、近くの林にて採取した落ち葉を使いマルチングします。
マルチングをする事により雑草が生えにくくなり、夏の暑さ・冬の寒さから植物を守ってくれます。
そして落ち葉の中には、自然界の中で生まれた多くの微生物たちが住み着いているので共生活動に一役買って出てくれます。
横から見るとこんな感じです。
最後に植物たちに名札を付けます。
来場頂いたお客様に分かりやすくしておきます。
2日間のイベントでしたが多くの人が来場して下さいました。
私たち「暮庭」のモデルガーデンにおいてはメダカが一番人気だったように思います。
このイベントを通じて、市民の皆さんと庭のお話が出来た事が一番の喜びになりました。
お話をして下さった方々ありがとうございました。
西宮フラワーフェスタの運営してくださいました西宮市職員の方々、たくさんの出展者の方々もありがとうございました。
また来年も出展し、多くの出会いがあることをを楽しみにしています。